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大きくなりたい



この大地にしっかりと根をはって
もっともっと大きくなりたい

キミがどこにいても見つけられるように
もっともっと大きく高くなりたい

疲れているときは
シーツの四つ角を枝に縛って
ここで眠ればいい
葉で風を柔らかくして
甘い囁きと緩やかな音にするから

怒りと悔しさを
どこにもぶつけられないときは
ここに来て太い幹に好きなだけ
叩きつけていけばいい

癒されたいときは
赤い実をつけて
キミの口にそっと届けるよ
噛んだ瞬間に幸せを味わえる
甘酸っぱい赤い実を

寂しいときは
たくさんの鳥たちをこの枝に呼んで
キミのために歌わせよう
なぜ孤独に思ったのかを
忘れてしまうくらいに
明るく楽しい歌を

その全てが
いつも出来るくらいに
もっともっと
僕は大きくなりたい





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テーマ : 恋愛詩
ジャンル : 小説・文学

三日月の涙



湖面の三日月が揺れる
隣のキミの姿が揺れる

声になった言葉を辿っても
近く近く寄り添っていても
その涙のわけがわからなくて
僕の左腕は行き場を失う

湖に落ちたのは
三日月の涙
揺れているのは何の形

夜空に浮かぶ
三日月を見るたび
この時の想うのだろう





大きな背中が小さく震えている
瞳に映る三日月が揺れている

代わってあげられない現実に
何もしてあげられなかった無力さに
あなたの大きな肩が
声に出来ない涙に揺れる

小さな命の灯火が
闇の世界に吸い取られ
連れて行かれないように

夜空に祈る
三日月の雫で
奇跡の時が訪れるのを







テーマ :
ジャンル : 小説・文学

一途



叶わぬと知っていながらも
途切れない想いほど
色濃い痕を残している

秋の色は落ちていくけど
冷たい風がなぞっていくけど
痕は消えぬまま

それでも時間は流れる
もうじき白く優しい雪が
痕を覆い隠してくれるだろう

暖かい風が香るころには
澄んだ青空の下
小さな芽を出しているはず

想いは絶えることなく
意味あるものに育っていく
そういう痕だとわかるから

そう言いながら微笑む
キミは決して
何も失っていない







テーマ :
ジャンル : 小説・文学

box



どうしても必要だった
ふたを開ければ
大切な想いを
色鮮やかに蘇えらせ
見失いそうな心に
息を吹きかけてくれる
たから箱が

どんなものにも
穢されないうちに
ここに仕舞っておこう




テーマ : 自作詩
ジャンル : 小説・文学

今もなお



たった一度でも
貴方の声色に染まった
言葉に出逢うと
甘くせつない
波が胸に押し寄せる




テーマ :
ジャンル : 小説・文学

Author:ayase
『*梨緒猫邪色*』に掲載される文章・画像の著作権は、ayase(彩世梨緒)に帰属します。 無断転載を厳に禁じます。
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ayase

Author:ayase
PN:彩世梨緒
著書『あったか色の涙』
12月13日生まれ
O型
B’z Bro.
ギター練習中。。。

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